破風板の劣化と補修方法について

破風板の劣化と補修方法について


「破風」とは、切妻屋根の端にある「へ」の形をした部分です。

「風を破る」と書く字の通り、風や雨から屋根や建物を守ってくれる大切な部材です。

建物の顔と呼ばれることもある破風ですが、紫外線や雨風の影響を受けやすい箇所でもあるため、塗膜の剥がれなどの劣化が進行すると建物全体がみすぼらしい印象になってしまいます。

今回はその破風のメンテナンス、補修方法についてお話ししていきます。

破風の塗装

軽度の塗膜の剥がれが見られる場合は、外壁塗装などの際に2~3回塗りすることで対応できます。

破風板の板金巻き

塗膜の剥がれがひどく下地が見えてしまっている場合は、塗装しても密着できずにすぐに剥がれてしまうため、ガルバリウム鋼板で包んでやることが防水性も優れ長持ちしてくれるオススメの方法です。

破風板の交換

腐食が目立ち、触るとボロボロになっている場合は交換が必要になります。交換になると費用も高くなりますので、そうなる前に定期的なメンテナンスが大切です。